柄谷行人 著

1966年、三島由紀夫・吉本隆明・江藤淳を論じ、東大新聞五月祭賞を受賞した「思想はいかに可能か」をはじめ、20歳代の著者が記した批評全七篇を一冊に収録。スタートから一貫する批評の構図、シャープな斬れ味と思考の徹底性。批評空間版『初期論文集』を改題・新装版として刊行。「柄谷行人のアルファにしてオメガ!」(浅田彰氏)


目次
思想はいかに可能か
新しい哲学
『アレクサンドリア・カルテット』の弁証法
「アメリカの息子のノート」のノート
自然過程論
現代批評の陥穽 私性と個体性
サドの自然概念に関するノート
著者自身による解題