2014年9月17日書店発売
(書店での定期購読申込受付中)

 

 
希望の仕組みを提示し、協同と平和を目指して運動する、新隔月刊誌(奇数月中旬発売)
 
[新創刊隔月刊誌『社会運動』の発刊について]
『社会運動』は、1980年2月に生活クラブ生協を母体とするシンクタンク・市民セクター政策機構から創刊された月刊誌で、2014年8月に413号を数えるに至りました。一方、近年の政治・社会状況を見るにつけ、市民による社会運動への抑圧が陰に陽に強まり、運動の機運が抑え込まれている観があります。このような状況を眼前にして、わたしたちは、社会運動に携わる現場の連帯と協同にいっそう役立つことを願い、また同時にオープンな言論空間を切り拓くべく、この歴史ある媒体を、2014年9月より全面的にリニューアルし、開かれた雑誌として一般書店で販売することにしました。
新たな『社会運動』は、市民の「対抗文化」のメディアとして、深まる社会・政治の危機に対応して先鋭で意欲的な言論を発信すると同時に、生産・消費協同組合の多様な実践等にも焦点をあて、持続可能な社会を目指す具体的展望や運動ノウハウを掲載して、「もう一つの社会のあり方」を提案していきたいと考えています。(編集部より)
 


No.414 内容

【特集】
海から贈られた協同社会─協同組合の星・岩手県重茂漁協
東日本大震災で存亡の危機に立った重茂漁協(岩手県宮古市)は、「災害ユートピア」を生み出し、協同組合=相互扶助の底力を発揮して、画期的復興モデルを実現した。現地取材でその内実を初めて公開する大特集。

新たな連帯の模索─重茂漁協の軌跡から何が見えたのか 濱田武士
〈協同と自助〉を生み出した漁民と風土─リーダーシップを支えたもの 伊藤隆一
重茂は小さくてユニークな漁村─長男がオヤジの跡を継ぐ習い 北田敦夫
『美味しんぼ』と重茂の再建プラン─良質な食材・反原発・高収入を目指して 高坂菊太郎
「重茂全滅」の第一報と支援活動─生協がやれたこと、学んだこと 熊谷由紀子
磯と地球 港 千尋
共同性の記憶と再現─重茂漁協との提携の意義と震災後に学んだこと 加藤好一

【連載】
NAMを語る[第一回]積極的なものへの態度変更 柄谷行人
介護保険以降のワーカーズ・コレクティブ[第一回]社会的文脈の変容とそのインパクト 上野千鶴子
隠れキリシタンと原発の国 津島佑子
女性作家たちの声[第一回]なぜ、私は屠場を撮影したのか 纐纈あや
商品たちの素姓─合成洗剤とせっけん ワーカーズコレクティブのもの
世界の多彩な協同組合[第一回]日本唯一の楕円的な運動体─使い捨て時代を考える会/安全農産供給センター 吉永剛志

リニューアルのご挨拶
編集後記、次号予告