2014年10月13日書店発売

港千尋 著・写真

今年3月に起こり、歴史に残る成功例となった
台湾の学生と市民による代議制政治への対抗運動。
80年代から群衆の反乱を注視し続けてきた港千尋による、
希望の革命の全貌を伝える世界で唯一の現場レポート。これは
民主主義が失効した日本の現状を南から撃つ、群衆の勝利の記録である。
 

2014年3月、台湾で起きた学生による台湾立法院(国会)占拠。国民党政権による中国とのサービス貿易協定の締結強行に端を発したこの事件は、代表制民主主義への危機感を背景にたちまち全土に拡がり、3月30日には台北で50万人規模のデモ、また運動の拡大は台湾第四原発をも建設停止に追い込んだ。この「ひまわり運動」=〝革命〟の現場に立ち会い、立法院の中にとどまりつづけた港千尋による、カラーを含む多数の写真を交えた克明なレポート。非暴力と組織力によって歴史に残る成功例となった、若者たちによる「ひまわり運動」の詳細を記録し、これからの対抗運動の創造的なありかたを伝える希望の書。


目次

国会占拠、その背景

第I部 時代の声
01 群衆の議会
02 群衆の反乱
03 もうひとつのパーラメント
04 創造されるデモクラシー

第II部 革命のつくり方
01 黒箱
02 議会
03 ひまわり
04 身体性
05 配置図
06 診療部
07 翻訳部
08 非常通路
09 教室
10 交通標識
11 具体性
12 結び目
13 サプライ
14 都市の模型
15 歌
16 中継
17 意見
18 写真
19 版画
20 絡まり
21 報民

ひまわり運動タイムライン