宮脇 孝雄

1954年高知県生まれ

翻訳家

大学時代より『ミステリマガジン』誌で翻訳を始め、23歳のときジョイス・ポーターの『殺人つきパック旅行』(ハヤカワ・ミステリ)を刊行。以来、ミステリ、SFなどの翻訳に活躍する一方で、英米文学の紹介に力を注ぎ、料理エッセイも著すなど多彩な活躍を続けている。1997年、ジョン・ダニングの『死の蔵書』(ハヤカワ文庫)が爆発的に売れ、第二作『幻の特装本』も好評発売中。『死の蔵書』の翻訳および永年の第一線翻訳家としての功績により、97年「第7回日本翻訳大賞」を受賞。35歳にして「日本を代表する若手翻訳家」「(ヘイスティングス警部シリーズに触れて)訳者の、成熟から円熟へと向かう軌跡を見ることができる」(池上冬樹)と言わしめた練達の訳文と該博な知識は、その後ますます磨きがかかり、四十歳代にしてすでに巨匠の域に達している。

主な著書

『書斎の旅人――イギリス。ミステリ歴史散歩』(1991、早川書房)

『書斎の料理人』(1992、世界文化社)

主な訳書

R.スターク『悪党パーカー/殺戮の月』(1979、ハヤカワ・ミステリ)

C.ウィルコックス、B.プロンジーニ『依頼人は三度襲われる』(1979、文春文庫)

C.ウィルコックス『容疑者は雨に消える』(1980、文春文庫)

C.ウィルコックス『脅迫者は過去に潜む』(文春文庫)

A.ライアンズ『ハード・トレード』(1983、河出書房新社)

J.マクルーア『小さな警官』(1984、ハヤカワ・ミステリ)

コーンウェル『地に戻る者』(早川書房)

P.マグラア『血のささやき、水のつぶやき』(1989、河出書房新社)

P.マグラア『グロテスク』(1992、河出書房新社)

I.マキューアン『イノセント』(1993、早川書房)

J.シュクヴォレツキー『ノックス師に捧げる10の犯罪』(ハヤカワ・ミステリアス・プレス文庫)

ニコルスン『食物連鎖』(早川書房)

D.R.クーンツ『ストレンジャーズ』(1993、文藝春秋)

J.ダニング『死の蔵書』(1996、ハヤカワ文庫)

J.ダニング『幻の特装本』(1997、ハヤカワ文庫)他多数


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