西 成彦
Masahiko NISHI
1955年生まれ。その後、兵庫、東京、ワルシャワ、熊本を転々として、現在は京都在住。専攻は比較文学。これまでにゴンブローヴィチ、ザッヘル=マゾッホ、ラフカディオ・ハーン、宮沢賢治に関して著作を刊行してきた。文学を一国一言語の檻の中から解放することに関わっていきたい。浦島太郎は日本文学か? と問うことは、古事記が日本文学か? 夏目漱石は日本文学か? という問いと等価であり、もちろんコンラッドは英文学か? ガルシア・マルケスはラテンアメリカ文学か? という問いとも等価だと、自分では考えている。現在、『移動文学1イディッシュ』の続編、『移動文学論2クレオールな文学』の構想に頭を悩ませているところ。
主な著書
『マゾヒズムと警察』(1988、筑摩書房)
『ラフカディオ・ハーンの耳』(1993、岩波書店)
『森のゲリラ 宮沢賢治』(1997、岩波書店)
『移動文学論(1) イディッシュ』(1995、作品社)
『パパはごきげんななめ』(1989、作品社、共著)
『家庭の医学』(1995、筑摩書房、共著)
主な訳書
ムロージェク『象』(1991、国書刊行会、共訳)
ゴンブローヴィチ『トランス・アトランティック』(近刊、国書刊行会)
イツホク、バシヴィス「バビロンの男」(沼野充義編『東欧怪談集』河出書房新社文庫所収)
ペレツィ『みっつの贈りもの』(恒文社『ポーランド文学の贈り物』)他