『六月声明』
文書1



『「日の丸・君が代の法制化」に反対する共同声明』

趣意書




 日本政府は去る6月11日、「国旗及び国歌に関する法律案」を閣議決定し国会に提出しました。この法律案は、「日の丸」を「国旗」、「君が代」を「国歌」としてはじめて法制化しようとするもので、とくに「君が代」について政府は答弁書で「君が代の『君』とは、大日本帝国憲法下では主権者である天皇を指していたと言われているが、日本国憲法の下では、日本国及び日本国民統合の象徴である天皇と解釈するのが適当であると考える。」という見解を述べています。

 私たちは、文化、共同体、近代性、国民国家、表象や記号などの問題を研究し論じてきた者として、こうした「国家の象徴政治」の問題を看過すべきでなく、固有の視点から批判をおこない世論に警告を発するために、積極的にイニシアティヴをとるべきではないかと考えています。そこで作成しましたのが同送の「共同声明」文です。

 この趣意にご賛同いただき、「共同声明」の共同署名者となっていただけます方には、下記の共同署名者欄に氏名・所属をご記入のうえ下記にFAXまたはE-MAILでお送りくださいますようお願いいたします。また、他に共同署名者になっていただけそうな方に、この趣意書および声明文を自由にお回しいただき、ご賛同を得られる場合には、同じ要領で下記連絡先まで連絡をしていただくようにお伝えください。また不明な点・ご意見等ありましたら下記連絡先までご連絡ください。

 第一次集約は6月 日とし、署名者全員による「『日の丸・君が代の法制化』に反対する共同声明」としてマスコミ等を通じて発表するとともに、政府、諸政党に送付したいと考えております。以上、緊急な呼びかけですが、ご協力をお願いいたします。



1999年6月20日



呼びかけ人

石田英敬(東京大)・小森陽一(東京大)・西谷修(明治学院大)



TOP

INDEX

HOME