《緊急出版のための醵金のお願い》
「「日の丸・君が代の法制化に反対する共同声明」(以下略称「六月声明」)共同署名者のみなさん、
7月8日「国会議員との討論集会」報告でお伝えしましたように、世話人会では〈運動〉の展開の一環として『オブジェクション「日の丸・君が代」』(仮題)の発行を企画し、署名に参加している出版・編集関係の人びとと現在準備を進めています。
概要は、まずこの問題にアクチュアルな観点から多様な照明をあてるため、主として「共同声明」署名者のなかから20名ほどの方々に急ぎ寄稿をお願いし、併せて「日の丸・君が代」問題に関する「使える」諸資料に、今回の「六月声明運動」の経過報告とともにまとめるというものです。
できれば、それぞれ違った思いで署名に参加されたあらゆる人に発言の機会を持っていただきたいのですが、なにより急を要するということと、出版形態や本の分量の制約もあって、上のような構成の100ページほどの本にし、遅くとも8月始めには発行したいと考えています。
当然ながら自主出版のかたちになりますので、ついては先回予告しましたように、多少経済的な余力がある方々(とくに世話人一同同様大学教員の方々を念頭においています)に、1万円程度のカンパをお願いいたしたく存じます。もちろん少しでもご協力いただけるようでしたら額は問いません。最低100万は必要かと考えています
。
余った場合とか、売上利益はどうするか、といったことがありますが、楽観的な予想はしておりませんので今は考えておりません。会計等は明確にし、ご報告いたします。
以下の口座に7月末までにお振込みください。出版趣旨を付してご協力をお願いいたします。
(編集担当世話人 西谷 修)
住友銀行 白山支店 店番号 228
普通預金 口座番号 *******
名義 六月声明世話人会 代表 石田英敬
[企画趣旨]
「日の丸・君が代」の国旗・国家としての法制化を、政府は7月下旬にも成立させたいようですが、指摘されているように、論議はほとんど行われておらず、今後に生じるであろう「国家による『象徴政治』がもたらす重大な結果」(共同声明)について、大多数の日本人は想像力を欠いている状態です。出版界においても、反対の動きはもちろん関連出版物もほとんど皆無というありさまです。しかし、シニシズムが蔓延しているといわれる一方、今回の法制化に疑問を呈する潜在人口は、教育現場・アカデミズムにとどまらず、国民一般のなかに数知れない広がりをもっているはずで、時間の経過とともに問題点が浮上するにつれ、その数は増えるものと思われます。
本書は、人文・社会・自然科学諸領域の研究者を巻き込み、危機感を抱きながら声をあげずにいる一般読者を主たる対象に、問題の重要性を喚起し、批判と抵抗の論拠を示して、継続的な論議を呼び起こすことをねらいとしています。反対を表明し>ている多方面にわたる研究者を執筆者として、平易な文章で、「使える」論理と情報を提供するものです。
編集部